ケンタッキー州政府 アジア代表事務所

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大村秀章愛知県知事とMatt Bevin州知事が覚書にサイン       ケンタッキー州と愛知県の継続的な友好と協力を約束 2017年10月23日

 

フランクフォートにて発表(2017年10月25日) - 大村秀章愛知県知事とMatt Bevin州知事は、10月23日 (月)の夕刻、愛知県とケンタッキー州のパートナーシップを継続、緊密にするというコミットメントを強調する覚書に署名致しました。

愛知県には、多くの製造業会社があり、ケンタッキー州にも94の工場を運営する59の企業が進出しています。 これら愛知県からの企業の役員約40名、ナッシュビル日本国総領事館、日本貿易振興機構(JETRO)、日米協会の方々が、この署名式に参加されました。

「ケンタッキー州の経済の基盤は、愛知県の基盤と非常によく似ており、特にエンジニアリングと製造業でそれが顕著です。」とMatt Bevin州知事は述べられ、大村愛知県知事、参加された多くの企業、政府、文化のリーダーを歓迎されました。 また、「われわれは既に多くの点でパートナーでありますが、この覚書に署名することにより、更に このパートナーシップを正式なものとします。 すでに今日、私たちは関係を広げる方法について具体的な議論を行いました。」と報告されました。

この協定は、両者の繁栄を促進し、米国と日本の関係をさらに発展させるための3つの基本原則からなっています:

( I )両者は、互いの尊重と信頼に基づいて緊密な友好関係を築いていく。

(Ⅱ)両者は、経済、文化、人材育成など相互に有益であると認められているすべての分野において協力する。

(Ⅲ)両地域の発展のために、両者は経済交流を含む広範な分野における民間部門の交流を促進していく。

「今日、私はここにいることを光栄に思うし、愛知県とケンタッキー州の関係は大変重要なものであると、皆さんが合意してくれると確信しています」 「愛知県から100社近い企業がケンタッキー州に進出していることからも、愛知県の企業にとって、ケンタッキー州が最も人気のある州であることは間違いないと思います。 教育、経済開発、文化交流を通して、Matt Bevin州知事及びケンタッキー州との関係を深めることを期待し、楽しみにてしています。」と大村愛知県知事は述べられました。

日本の中部に位置する愛知県は、人口750万人以上の日本で4番目に人口が多い県です。 この地域に本社を置く企業には、トヨタ自動車、デンソー、アイシン精機などがあります。 愛知県は、1977年以来、毎年輸出をリードしてきました。

ケンタッキー州における最初の日本企業である、Mazak Corporationは1974年にFlorenceに設立されました。数十回の拡張を経て、現在フルタイムで約600人が雇用されています。 親会社の山崎マザックは、愛知県に 本社があります。

愛知県に本社を置くトヨタ自動車も1986年にジョージタウン工場建設を発表され、2年後に操業開始しました。 数々の拡張を通じToyota Motor Manufacturing Kentucky Inc.は、約8,000人を雇用して、トヨタの世界最大の工場に成長しました。この工場のおかげで、数多くの自動車部品メーカーや関連技術者や工場システムサプライヤーがケンタッキー州に進出していただきました。

現在、ケンタッキー州には、合計で4万人以上の従業員を雇用する182の日本企業があります。 2016年の初めからだけでも、日系企業により、新たに43の新規進出および拡張プロジェクトが発表され、21億ドル以上の 投資と3,300人以上の新規フルタイムの雇用を創出してもらっています。